黄昏に吹かれて そよぐ風が行き
君の肩先を そっと染めてく…
うたた寝の横顔 少女の名残りが
甘いせつなさを 僕に運ぶよ
生き急ぐ毎日に 戸惑う今日でさえも
こんなときめきひとつ あればいいさ
やがて暮れる時に やすらぎ重ねて
夢に揺れながら そばでおやすみ
木漏れ陽に抱かれて まどろむ素顔が
僕の腕の中 頬を寄せるよ
今は何気なくて けれど失くせない
そんな愛しさが 胸にあふれる
かすかな寝息たてて 夢に遊ぶ指先
すべて僕にゆだねて 眠ればいい
夕陽に彩られ あどけない君の
髪にくちづけて 時間を止めよう
夢に揺れながら そばでおやすみ