道端に落ち葉も消えて行って
上着も厚くなっているよ
涼しかった風は冷たく感じるね
一人だからだろうか
少しは懐かしがっている
私は未練が長くない方だから
後ろから聞こえてきた泣き声が
二度と聞こえないように
君が好きだと言っていた冬が来るね
お互いのそばには誰もいないけど
これ以上は泣かないことにしよう
秋の果てで
一人で過ごす冷たい部屋は
少し広くなった気がする
君の温かみのない部屋の静けさも今は
慣れなければならないだろう
私たちは実は最初から知らない仲だったから
元の位置に戻るだけだ
だから悲しまない
私たちはこのまま終わりで
二度と会うこともない
もう私のせいで痛がらないで
幸せになってね