白いノートに 絵を描き
楽しい日々を教えてくれる子供
美しすぎる クレヨンは
もう僕には 使えない
おとぎ話が 現実で
遊園地に世界を作る子供
夢の国の 法律は
もう僕には 分らない
無邪気な子供に嫉妬を感じ
子供の頃を思い出すとき
小さな爪で心のまん中
ひっかかれたみたいだよ
泣きたい時には 涙流し
おかしい時には笑いころげる子供
はしゃいで騒ぐ毎日は
もう僕には なじめない
今日も母親の愛を防ぎ
紡ぎ疲れて眠りにおちた子供
やわらかすぎるひざまくらは
もう僕には 似合わない
無邪気な子供に嫉妬を感じ
子供の頃を思い出すとき
掌で強く心のまん中
つかまれたみたいだよ