悲しい 悲しい
過ぎ去った日々の記憶は
頭の中の小さなかけら
もう過ぎたけど
しょうがない
濡れた傘は
昔は友達みたいだった君が
弟のように感じる時
周りの建物が変わって
見える私は大きくなった
記憶という傘は居心地がいい
合わせようとすると
どこだっけ?と過ぎてしまった
見えない感情は消えた
あなたの様子はどうでしたか
見えも触れることもできないものは
戻れないという悲しみが
懐かしいでしょう
君は
甘く食べた食べ物が
味が甘すぎると感じる時
忘れていた恋しさが
肌に響く
おぼろげさは
時間という列車は
通りかかった駅を聴こえない
首を後ろに回してみても
流された傘の雨粒
あなたの様子はどうでしたか
見えも触れることもできないものは
戻れないという悲しみが
懐かしいでしょう
傘は